ゴッドファーザーの枕とゲーム
ひさしぶりに時間ができたので,bloglines に随分とたまった未読記事を斜め読みしている.そこで,ゴッドファーザー (ゴッドファーザーの関連テーマ記事) の記事を見かけ,また,たまたま他でもゴッドファーザーの関連記事を見たので,ここに書いておきたい.既に古い情報になってしまったが,どうかご容赦されたい.
まず,Boing Boing に掲載された,面白い枕の記事である.
Boing Boing: Godfather-inspired horse-head pillows
http://www.boingboing.net/2006/07/07/godfatherinspired_ho.html
この枕を見れば,ゴッドファーザーの映画が好きな人なら,すぐにある有名なシーンを思いつくだろう.映画ゴッドファーザー (Part I) は,ドン・ビトー・コルレオーネの娘コニーの結婚式のシーンから始まる.このとき,ドンの書斎で,ジョニー・フォンテイン (ドンの名づけ子(god son),フランク・シナトラがモデルといわれている) が,ある映画に出させてくれるよう,ドンに泣きつく.この願いをかなえるため,ファミリーの相談役トム・ヘイゲンは,その映画のプロデューサー,ジャック・ウォルツに会いにハリウッドに赴く.だが,ウォルツはジョニーを映画に出すことを頑として拒み,トムの説得にどうしても応じない.次の日の朝,ウォルツのベッドには,愛馬の血まみれの首が転がっていたのであった…
このシーンにより,コルレオーネファミリーの鉄の結束と,底知れぬ恐ろしさが観客に強烈に印象付けられる.また,見事なカメラワークと効果的な音楽がその効果を相乗させている.映画史に残る名シーンだと思う.
それにしても,このような枕を自宅のベッドにおくのは,少し趣味が悪いと思われてしまうかもしれない.しかし,話のタネにはなるだろう.
また,もう一つゴッドファーザー関連の話題を.
エレクトロニック・アーツ社が,このゴッドファーザーをPCゲームにするらしい.
ITmedia +D Games:EA、8月3日よりPCゲーム「ゴッドファーザー」を発売
http://plusd.itmedia.co.jp/games/articles/0607/05/news041.html
EA、映画の世界をリアルに再現したマフィアアクション、WIN「ゴッドファーザー」
http://www.watch.impress.co.jp/game/docs/20060705/god.htm
プレーヤーは,コルレオーネファミリーの一員として,その勢力拡大のために非合法活動を含めてありとあらゆる手段を行使していく.そして,ファミリーのトップとしてのしあがり,ニューヨークの裏社会を支配するのが最終的な目的である.
主要な登場人物はすべてCGでリアルに再現され,また,その声も本人が担当しているという凝りようである.さらに,映画や原作本にはないオリジナルストーリーも収録されてるという.上記の記事からたどれる,EA社のサイトでデモムービーなどを見てみたが,確かにリアルである.あらゆる意味で刺激に弱い私としては,情けないことに,デモを見るだけで心臓がばくばくしてしまいそうになる.最近の映画で見られるCG技術には目を見張るばかりであるが,ゲームの世界の進歩も驚くべきものがあるようだ.私はほとんどTVゲームをやらないのであるが,スクリーンショットを見るだけでも,興味深いゲームのようである.
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