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ベン・E・キング氏死去

ただただ残念です. 関連報道: 米歌手ベン・E・キングさん死去 スタンド・バイ・ミー:朝日新聞デジタル Ben E King: R&B legend dies at 76 - BBC News 特に以下の記事は,2013年に発表されたものの再掲のようですが,Stand By Me という曲が生まれた当時の状況や背景,映画のテーマ曲として採用され再ヒットしたこと,映画のロケ地の現状などが詳しく,素晴らしいものでした: スタンド・バイ・ミーこうして生まれた 映画で「再燃」:朝日新聞デジタル http://www.asahi.com/articles/ASH517V3BH51UEHF02D.html ベン・E・キングや,音楽や映画としてのスタンドバイミーについては以前ブログに書いたので,それ以上はここでは書きません.本当に残念なことです. 本ブログの関連記事: Stand by me (スタンドバイミー) スタンドバイミー (映画,本)

I Dreamed a Dream (レ・ミゼラブル)

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「レ・ミゼラブル」(Les Miserables)は私にとって特別な小説であり,今まで繰り返し読んできた.この小説についてはそのうちに書いてみたいと思っているし,また有名な小説でもあるので,その概要については, Wikipedia のエントリ などをご覧いただくとして,今回のエントリでは,特にそのミュージカルについて書いておきたい. 実を言えば,私は,映画は好きであるが,ミュージカルや演劇にはあまり食指が動くことはなかった.ところが,2012年に公開されたレ・ミゼラブルの映画が,DVDやブルーレイになり今年の6月に発売されたことから,ふとした興味を持って購入してみた.この映画は,レ・ミゼラブルの世界的なミュージカルに基づいた,いわゆるミュージカル映画である.キャスティングも豪華であるし,映画としての出来はすばらしい. ただ,あえて難を言えば,プロのミュージカル歌手ではなく,ハリウッドの俳優が歌っているので,その歌唱力に納得できないところがよくあった.特に,ジャベールという重要な役割を演じたラッセル・クロウが残念である.グラディエーターのときのラッセル・クロウは素晴らしかったのだが….むしろ,ミュージカル形式ではなく,普通に映画化したほうがよかったのではないか. そこで,レ・ミゼラブルのミュージカルに興味が出てきたので,その10周年コンサートのCD(輸入版CDである.日本リージョンのDVD等は絶版のようだ)と25周年コンサートのDVDを購入してみたのである.(レ・ミゼラブルのミュージカルが現在の形で初めて上演されたのは1985年ということだ) これが,予想をはるかに超えるほどの素晴らしさであった.誇張なく率直に感想を言いたいのだが,やはり,予想を超えるような衝撃を受けたと言わざるを得ない.もちろん,それは,私がミュージカルについて初心者であるということを割り引かなければならないだろう.それでも,歌というものがこれほど力を持ち,聴くものの心を震わせるものであるということを,長い間忘れていたような思いがしたのだ. このような思いを言葉で表すのは難しい.そこで,レ・ミゼラブルのミュージカルは名曲ぞろいなのであるが,ここではその中の一曲「I Dreamed a Dream」だけ紹介したい. I Dreamed a Dream は,レ・ミゼラブルの主要な女性登場人物ファンティー...

名前をつけてやる (スピッツ)

先日,「 名前について 」というエントリを書いたのですが,それで,スピッツの「名前をつけてやる」という曲のことを思い出しました. スピッツといえばほとんど草野マサムネですが,その詩には独特な感性があるのと,声が好きで,結構長い間聴いています.この曲はスピッツでも初期のころの曲ですが,やはりいい曲ですね.

Stand by me (スタンドバイミー)

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前回の記事( 道化師のソネット )を書いた後,心に残るいろいろな音楽や映画のことが思い浮かんで困ってしまった.それらの YouTube 動画を貼るだけのエントリを書いてもしようがないので,しばらくはこのエントリだけにしたい. 私は「Stand by me (スタンドバイミー)」という映画が好きで,もう何度も繰り返し見た.映画館で見たことはないのだけれども. 特に,Ben E. King (ベン・E・キング)が歌う主題歌の「Stand by me」が素晴らしく,この曲なしではこの映画は成立しなかったのではなかろうか.むしろ,この曲の方が有名なのかもしれない. Ben E. King - Stand by me - YouTube   上の動画で,今は亡きリバーフェニックスが出てくるところになると,本当に泣けてしまう.酒でも飲んで見ようものなら,涙が止まらなくなってくる. Stand by me の歌詞は,たとえば以下にある. Ben E. King - Stand by Me Lyrics http://www.lyricstime.com/ben-e-king-stand-by-me-lyrics.html Ben E. King といえば,「Save the last dance for me」という曲も好きで,ときどき聴きたくなる. Ben E. King - Save the last dance for me - YouTube 歌詞は以下で見られる. Ben E. King - Save The Last Dance For Me Lyrics http://www.lyricstime.com/ben-e-king-save-the-last-dance-for-me-lyrics.html この曲は「ラストダンスは私に」というタイトルで越路吹雪がカバーしたようであるが,私はそちらはあまり知らない.ただ,それをさらに福山雅治がカバーしたものは持っていて,たまに聴くことがある. また,この曲が流れる映画「Shall we ダンス?」も,自分でも不思議になるくらい好きな映画の一つである. いずれにせよ,音楽や映画というものは,何千万人何億人という人々を感動させるものだろうかと思う.自分の仕事はそんなことはあり得ないだろう.音楽や映画を職業としている人...

気になるスピーカー

早くも年末である.時間が経つのは本当にはやいものだとしみじみ思う.年末年始の休みには,いろいろとやってみたいことがある.普段読めなかった本を読んでみたいし,勉強もしたい.書きかけのブログのエントリも仕上げたい. とりあえず,最近読んできたブログの中から,気になったスピーカーの記事をここにまとめておきたい.音楽の素養があるわけではないが,スピーカーには興味があるので. Tangle DNA Speakers: A Mutation? - Gizmodo http://www.gizmodo.com/gadgets/portable-media/tangle-dna-speakers-a-mutation-223253.php スピーカーの位置をフレキシブルに変えられる,「DNA」iPod スピーカー.ただし,「DNA」は「Dynamic Neural Audio」の略とか. Brightonnet Cylindrical Active Speaker: Pretty, But No Boomtube - Gizmodo http://www.gizmodo.com/gadgets/portable-media/brightonnet-cylindrical-active-speaker-pretty-but-no-boomtube-219798.php アルミ製の筒型ボディに,二個のスピーカーが内蔵されている.iPod用だけあって,カラフルでスタイリッシュ. Final Sound 300i Speakers: A Carpenter's Dream - Gizmodo http://www.gizmodo.com/gadgets/home-entertainment/final-sound-300i-speakers-a-carpenters-dream-219086.php 高さ1m20cm, 厚さが2.5cm の,超薄型スピーカー.とにかく格好いい. MAKE: Blog: "Speaker icon" speakers http://www.makezine.com/blog/archive/2006/12/speaker_icon_sp.html スピーカーのアイコン(図形)をしたスピーカー.これもなかなかお洒落. どれも見た目は...

暗号ラップ

ゴールデンウィークはばたばたし,また週末も時間がとれず,前回のブログの更新からあっという間に3週間以上経ってしまった.いろいろとブログに書いてみたいことはあるのだが,なかなか思うようにいかない. 私はセキュリティに興味があり,それで  B. Schneier のブログ  を読んでいるのだが,そこで面白いエントリがあったので,今回ここに書いておきたい.Bruce Schneier は,世界的なセキュリティ・暗号技術者で,暗号教科書 Applied Cryptography (2nd Edition, John Wiley & Sons, 1996) の著者としても有名である. また,AES (DESに続く米国標準暗号)の選出過程でファイナリストとなった,Twofish と呼ばれる暗号の考案者でもある. この Schneier のブログを最近読み出したのだが,その中で興味深いエントリがあった.これについては,Boing Boing でも触れられたようだ(といっても,10日以上前のエントリである). Cryptography Rap http://www.schneier.com/blog/archives/2006/05/cryptography_ra.html Boing Boing: Geek rap about crypto http://www.boingboing.net/2006/05/05/geek_rap_about_crypt.html これらの記事によれば,<a href="http://mcplusplus.com/">MC Plus+</a>という Geek (誤解を恐れずにいえば,コンピュータマニア,オタクということになるだろうか) rapper が,Alice and Bob というラップをリリースしたということである.この曲の mp3 ファイルは,たとえば以下から入手できる. MC Plus+ - Alice and Bob http://www.cs.rpi.edu/~speirw/mp3/MC%20Plus+%20-%20Algorhythms%20-%20Alice%20and%20Bob.mp3 Alice と Bob といえば,二者間プロトコルの記述に用いられる典型的なユーザ名で...

君だけに

前のエントリ (「 愛の試み 」)を書いていて,ある曲を思い出した.少年隊の「君だけに」という曲である.正直言って,気恥ずかしい気もするが,この曲について少しだけ書いてみたい. Wikipedia の記述によれば ( https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B0%91%E5%B9%B4%E9%9A%8A ),この曲は,1987年の曲である.この曲が好きな人がいて,それでよく覚えている.もう18年前か.感慨深い. 歌詞もよく覚えている.ここでは歌詞は引用しないが. 福永武彦の 「愛の試み」 を初めて読んだときも,この曲のことを思い出した.孤独な魂が,星雲となって渦を巻き,自分とは異なる孤独な魂を求めていく,その魂がめぐりあったときに愛が生まれる… いや,この曲について野暮な解説を試みるつもりはない.それに,そのころの自分が思い起こされて,どうも面映い気もするので.いい曲だと素直に言うだけにしておきます.

ブログ名「A Day in the Life」 について

ブログ名の「A Day in the Life」について.これは皆さんご存知のとおり,私の愛する The Beatles の,「Sergeant Pepper’s Lonely Hearts Club Band」というアルバムに納められた最後の曲,「Day in the Life」にちなんでつけたものである. ブログのタイトルはこれしかないと思ったのだが,Google で探すと,このタイトルのブログは国内外に結構あるようだ・・・.それはともかく,やはり私はどうしてもこのタイトルで行きたいと思います.皆様今後よろしくお願い申し上げます.