捨て猫の写真

今日,tumblr で以下のような写真を見かけた.




野良猫の子猫だろうか.見るものに,何か訴えかけるような眼をしている.そして,この写真を見て,最近 Stray Kittens Crept Their Way into the Heart of Person Who Rescued Them という記事を読んだことを思い出した.


この記事では,捨て猫を拾った一人の男性(当時大学生だったようだ)の話が写真付きで語られている.その中から,いくつかピックアップしてみる.




2匹の子猫が,男性のアパートの裏に捨てられていた.捨てた人はキャットフードをボウルに入れていたが,子猫は小さいときはキャットフードが食べられないので,そのまま手つかずになっていた.


子猫らを温めるため,お湯を入れたペットボトルを置いたところ.




当時男性が住んでいたアパートは,ペット禁止であった.男性は大学生で余裕はあまりなかったが,ペットを飼える家賃の高いアパートに引っ越して,二匹の捨て猫を飼うことにした.



元気に成長した,二匹の猫の現在のようす.





その長い歴史の中で,犬や猫の多くは何らかの形で人間社会と関係を持って生きていくしかないようになってきた.人間に飼われる犬や猫もいるが,捨てられる犬猫の数も少なくはない.そして,日本だけでも,毎年30万頭以上の犬猫が殺処分されるという.もちろん,理不尽に命を落とすのは,人間でもそうである.


しかしそれでも,上の記事のように,捨て猫を拾って育ててくれる人もいるのである.私も,何らかの形で,この世界に貢献できることがあるのではないだろうかと思えてくる.




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