飼い犬があなたに伝えたい10のこと
以前このブログで書いたように,中学1年くらいのとき,犬を飼い始めた.その犬は,だいたい10数年生きて,死んでしまった.今はさすがに悲しいという感情はほとんどないが,その犬が死んでるのに,私がまだ生きているという事実に,何か不思議な,あるいは理不尽な感覚は持っている.
それで思い出したのだが,以前,tumblr で以下のようなエントリを見かけた.
10 Things Your Dog Would Tell You.. (拙訳: 飼い犬があなたに伝えたい10のこと)
このリストの最初の項目を読んで,ちょっと涙が出てきてしまった.犬を飼ったことがある方にはお分かりいただけるのではないか.
こうした,出所も内容の真偽も不明なリストは普段はスルーするようにしてるのだけれども,どうも日本語訳も見当たらないようだし,たまには見逃していただいて,その拙訳を以下に載せておきたいと思う.
飼い犬があなたに伝えたい10のこと
- 私の命は10年から15年くらいしかありません.どんな形であれあなたと別れるのはつらいのです.そのことを,私を飼おうとするときは気に留めておいてください.
- あなたが私に望んでいることを,私が理解するまで,待っていてください.
- 私を信頼してください.それが私の幸せにとって一番大切なことなのです.
- 長い間ずっと私に怒ったりしないでください.また,罰のため,私を閉じ込めたりしないでください.
- あなたには,仕事があり,楽しみがあり,友人がいます.私にはあなたしかいないのです.
- ときどき私に話しかけてください.あなたの言葉を理解できなくても,私に話しかけるあなたの声は分かるのです.
- 覚えておいてください.あたなが私をどのように扱おうと,私はそれを決して忘れません.
- あなたが私をぶつ前に,思い出してほしいことがあります.私は簡単にあなたを傷つけることができる牙を持っていますが,私は決してあなたに噛みついたりしません.あなたのことを愛しているからです.
- 言うことを聞かないとか,いこじだとか,怠けものだとかいう理由で私を叱る前に,私が何か思い煩っていないか,考えてみてください.ちゃんとした餌を与えられていないかもしれないし,ずっと外に放置しておかれてるかもしれないし,年をとって私の心が弱くなってるかも知れないのです.
- 私が年取ったとき,どうか私の面倒を見てください.あなたもいつかは年をとるのです.その困難な旅路に私を連れて行ってください.「そのときを見るのは耐えられない」とか「私のいないときにそうなってくれ」などと決して言わないでください.あなたがいてくれたら,どんなことだって私にはたやすいのです.たとえそれが私の死であっても.
追記
猫の場合は,以下に記事があります.
猫があなたに伝えたい10のこと
コメント
コメントを投稿