大江健三郎死去
もう3週間前のニュースになってしまったが、時代の記録としてエントリにしておきたい。 大江健三郎が、今年3月の初めに亡くなった。 ノーベル文学賞 大江健三郎さん 死去 88歳 | NHK | 訃報 https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230313/k10014006861000.html 私も、以前大江健三郎についてエントリを書いたことがある。もう10年前になるのか。 大江健三郎について https://dayinthelife-web.blogspot.com/2012/08/blog-post.html 上記エントリでは、大江健三郎の作品の書評をいつか書いてみたいなどと偉そうなことを書いていたが、忙しさにかまけて結局できなかった。このブログでは、そんなことばかりであるけれども。 大江健三郎の傑作としてネットで挙げられているのは、「万延元年のフットボール」が多かったようだ。しかし私は、本ブログのエントリとしては、やはり「静かな生活」について書いてみたい。ただ軽い気持ちではエントリにできないため、時間が経つままになってしまっていた。 私の知識では、大江健三郎の作品を深く論じることはとてもできない。しかしそのいくつかの作品は、私の読書の経験の中で、かけがえのない存在となっている。 あらためて、お悔やみを申し上げます。